総務省は、地上デジタル放送(地デジ)を視聴できるテレビやチューナーの世帯普及率が90・3%と、初めて9割を超えたと発表した。政府目標の91・0%は若干、下回ったが機器の普及は順調だ。しかし、地デジ用アンテナの設置など、残された課題もある。
普及率がほぼ政府目標通りに伸びたのは、「エコポイント制度」を追い風に地デジ対応テレビへの買い替えが進んでいるからだ。しかし、アンテナなどの準備は、テレビの買い替えなどより遅れ気味。
ビルなどの陰で発生する受信障害の対策には、別の場所にある共同アンテナなどの共聴施設で受信したり、ケーブルテレビ(CATV)や通信回線経由で視聴する方法がある。こうした対応を終えたマンションなどの施設は、まだ約7割だ。来年7月のアナログ放送終了までに対応する計画がある施設を加えても91・7%で、残りの8・3%にあたる約6000施設は、このままでは地デジが視聴できなくなる。
総務省は、地デジ対応が遅れている施設が絞られてきたので、個別の施設ごとへの対応を強化する方針だ。
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